岡山の社会保険労務士です。ストレスチェック実施の外注、就業規則等社内規程の作成業務委託、労務管理、社会保険の手続、給与計算の外部委託、記帳代行、経理のアウトソーシング事業者、新入社員研修、ビジネスマナー・コミュニケーション・メンタルヘルスなどの研修・セミナー・講演を実施しています。

倉敷市駅先日、倉敷市水島にある介護施設へ研修に行くことがあり、初めて水島臨海鉄道(水鉄)に乗りました。
水島臨海鉄道は「倉敷市中心街と水島臨海工業地帯を結ぶ、旅客と貨物の輸送を担う鉄道として昭和18年に旧三菱重工水島航空機製作所の手で開業され、戦後、倉敷市交通局が運営する公営鉄道となり、昭和45年に国鉄(現JR貨物)、岡山県、倉敷市等の出資により第3セクターとして設立されました。」同社ホームページより
始発駅の倉敷市駅はJR倉敷駅のすぐお隣です。

倉敷市駅内立体駐輪場の1階部分が駅になっています。
建物に入ると、駅というよりは普通のビルという感じで、ちょっと意外。
古いけれどきれいに整備してありました。
そういえば水島駅でトイレに行ったのですが、かなり年代物だったにもかかわらず、きちんと清掃されていて、匂いもなく清潔でしたね。
最近の私はトイレの状態でサービスを評価することも多いので、これは高ポイント。
有人駅はこの駅だけです。

水島駅電車に乗ること20分。水島駅が近づくにつれ、巨大な煙突から立ち上る白煙が見えてきました。
水島は中四国最大の工業地帯です。
戦前には三菱重工の飛行機工場がありました。
戦後になり、名知事と謳われた三木行治知事が、岡山県の産業振興のために水島臨海工業地帯として誘致し、現在に至ります。
もともと岡山県は農業、林業、漁業など第一次産業が主でしたが、水島ができたために製造業が盛んになり、高度経済成長期には大変な好景気でした。

車両さて、今回この鉄道を利用するにあたり、私にはお目当てがありました。それは『キハ』に乗ること。
水鉄では旧国鉄や四国旅客鉄道(JR四国)から購入した車両を塗り替えて運用しています。
香川県を走っていることでん(高松琴平電気鉄道)も他社からの譲渡車両が投入されており、ファンからは「動く電車の博物館」と呼ばれているそうです。地方交通はどこも財政的に厳しいための措置なのでしょうが、旧くて懐かしいものが消えることなく残っているのは、なんだか嬉しいものですね。

プレートプレートからすると、この車両は『キハ20』。
車体に記されているこの暗号のような文字は車両番号といい、実は1両ごとに付けられた車両の名前なのです。JRと旧国鉄の車両番号は基本的に片仮名と数字からなる7要素で構成されています。それぞれに意味があるため、車両番号を見ればそれがどんな車両かが分かる仕組みです。
もちろん、私には意味不明。(笑)
『キハ』に乗ったり見たりするために遠くから来る人もいる、ということは知っています。

車内事前に時刻表を調べ、帰りの時間を『キハ』に合わせました。
ホームで写真を撮っていて乗り遅れそうになり、あわてて車内に駆け込んでまわりを見た瞬間「あっ!」と思わず声が出てしまいました。なんて懐かしい! 
網棚にはちゃんとネットが張ってある。
汽車・電車にまつわる様々な思い出がどっと押し寄せてきました。
いつの間にか現在のJRや私鉄の車両になじみ、この懐かしい車両のことをすっかり忘れていたんですね。

座席そうそう、これこれ、この座席!
私が幼い頃はまだ蒸気機関車が活躍していて座席は木枠でしたが、高校への通学に利用していた吉備線の座席はこんな感じだったな。
窓枠とかちょっと出っ張った机とかヒーターが懐かしい~! 
あの頃、宿題をしたり試験勉強をしたり、友だちと“恋バナ”(恋愛の話)をしたりしたっけ。
好きだった男の子も電車通学だったので、近くの席に座るとドキドキしてた。う~ん、青春!

 

それにしても、倉敷も美観地区は何度も訪れているのに、水島方面へはほとんど行ったことがありませんでした。(車で行ったことが数回)
岡山に生まれ育って半世紀以上。(笑)
今回初めて水鉄に乗ってみて、こんなに近くに自分の知らない風景があったことに衝撃かつ感動を覚えました。
まだまだ身近に心を震わせる小ネタがありそうですね。