岡山の社会保険労務士です。ストレスチェック実施の外注、就業規則等社内規程の作成業務委託、労務管理、社会保険の手続、給与計算の外部委託、記帳代行、経理のアウトソーシング事業者、新入社員研修、ビジネスマナー・コミュニケーション・メンタルヘルスなどの研修・セミナー・講演を実施しています。

1月の公開セミナーは「傾聴トレーニング講座」でした。

操山労務管理事務所では、十年近く前から傾聴のセミナーを年に何度か開催してきました。
当初は内容もハードで、一日中ダメ出しをされた参加者はぐったり疲れて帰ったものでしたが、最近では時間を短くしたりして参加しやすくしていました。

しかし、「傾聴する」というのは自分のコミュニケーションの癖や傾向を見直すことでもあります。
それなりの気づきを得るためには、やはりハードな内容とある程度の時間が必要なのではないか。
そう考え、今回は久々に全日のセミナーを企画しました。

 
受講者は8名。半分以上の方が会社からの指示による参加でした。
「傾聴を学んできなさい。」「もっと聴けるようになって。」と言われて、自覚のある方もいれば、「なんで自分が?」と納得のいかない方もいらっしゃるでしょう。
『聴く』という行為は見えませんし、また聴覚に問題のない人にとっては無意識に行っていることなので、自己評価するのはとても難しいのです。

 
 
ただ黙って座っていれば聴けていると思っている人もいますが、そういうわけではありません。
まずは様々なゲームやワークを通して、「聴くとはどういうことか」を学んでいただきました。
相手の存在そのものに意識を向けて視線や姿勢で積極的に「聴いている」ということを表現する、話をさえぎらずにうなずきやあいづちで肯定的に聴いていく、といった基本の『傾聴スタイル』を身に付けることからスタートしました。

 
 
今回、キーワードの一つに『カウンセリングマインド』を挙げていました。具体的に言うと「相手のために話を聴く」ということです。
人の話きいていると、ついついアドバイスをしたくなったり「それは間違っている」と言いたくなったりしてしまいます。しかし、自分の判断や価値観を抜きにしなければ相手の話を肯定的に共感的に聴くことはできません。
傾聴のロールプレイを繰り返すことで、みなさんは色々なことを感じてくださったようでした。
 
 
少人数で濃密な時間を過ごしたので、受講されたみなさんの間のコミュニケーションは大変親密なものとなり、全員がアンケートに「参加してよかった」と書いてくださっていました。
いつも思うことですが、これがコミュニケーション系のセミナーの醍醐味ですね。
私がお話しすることだけでなく、より多くのものを持ち帰られたのであれば私もとても嬉しく思います。