岡山の社会保険労務士です。ストレスチェック実施の外注、就業規則等社内規程の作成業務委託、労務管理、社会保険の手続、給与計算の外部委託、記帳代行、経理のアウトソーシング事業者、新入社員研修、ビジネスマナー・コミュニケーション・メンタルヘルスなどの研修・セミナー・講演を実施しています。

当事務所では、介護の現場で働く方たちのためのコミュニケーションセミナーを実施しています。
特に利用者様のご家族との関係作りに役立てていただくのが目的で、今回で3回目になります。

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当日は、「他人紹介」やお辞儀の練習などを通して、初対面のぎこちなさがだんだん解消していくにつれて会場の雰囲気が暖かくなっていくのを体験してもらいました。
グループ別の事例検討では活発に意見が交わされていました。

介護保険が導入され、介護サービスが民営化されてからまだあまり年数が経っていません。
そのため、現場では専門的な技術や知識の習得が優先されがちで、サービスの研修まではなかなか手が回りません。
また、小規模な事業所が多く、時間や費用を割いて講師を招いて研修を受けることが難しいという現実もあります。
しかし、介護の仕事では利用者様とのコミュニケーションもさることながら、スタッフとご家族との関わりはとても大きいのです。

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そもそも私がこのセミナーを企画したのは、自分自身の経験からその必要性を強く感じたからです。
以前にこのコラムに書いたように、私の母は特別養護老人ホームに入所しています。
その前は2つの老人保健施設に居ました。
今までいろいろな職員の方にお世話になりましたが、施設側との良い関係がそのまま母に対する介護に反映するというのが実感です。
たとえ介護のプロとはいえ、他人の手に身内の世話を委ねることに、家族は少なからず引け目を感じています。
そこを敏感に察して、常に介護する側に寄り添った立場であること…
そのためにはコミュニケーションスキルの向上が欠かせません。

親のために介護サービスを利用しているものとして、その質の向上はおおいに歓迎するところです
。したがって、微力ではありますが、今後とも介護職対象の様々な研修を提案していきたいと考えています。