岡山の社会保険労務士です。ストレスチェック実施の外注、就業規則等社内規程の作成業務委託、労務管理、社会保険の手続、給与計算の外部委託、記帳代行、経理のアウトソーシング事業者、新入社員研修、ビジネスマナー・コミュニケーション・メンタルヘルスなどの研修・セミナー・講演を実施しています。

1月26日と29日の2回、「スピーチトレーニング」を開催しました。
これは、座学は少なめにして、なるべく人前で話す練習をしようというセミナーです。
去年開催した「話し方セミナー」の時に、そういう希望があったため、今回企画しました。
やはり「話し方セミナー」同様たいへん人気があって、特に日曜日は何人もの方をお断りせざるを得ず、申し訳ありませんでした。

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最初に『話すことは伝えること』である、話の上手下手は聞き手側が決める、話したいことと話すべきことは違うということをお話ししました。
そして、実践。
まず、全員に1人1分間の自己紹介スピーチをしてもらいます。それを録音して、聞き直します。話し手以外の人は「アドバイスシート」に記入して、本人に渡します。
みなさん、緊張して表情が硬い人がほとんどです。自分の声を聞くのが耐えられない、とばかりに耳をふさいでいる人も。
ここで、自分自身の話し方を意識してもらうのです。

次に、腹式呼吸から発音と発声の練習。大きな口を開けて、大きな声を出します。最初は大きな口を開けるのが恥ずかしいのですが、みんなでやればこわくない。(笑)だんだんと大きな声が出るようになります。
早口ことばは、あえてゆっくりと正確に始めます。そして、次第に早くしていくのです。この頃には、全員の息が合ってきます。

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グループに分かれて、実際にスピーチの練習です。
話をまとめる練習は、プリントを見ながら「私は・・・の中で、・・・が一番好きです。なぜかというと・・・だからです。・・・・・・」と、・・・を埋めるように話していきます。
つい長々と話してしまう人も、こうしてフォーマットを使って話を作っていくと、うまくまとめることができます。

続いて、チャップリン方式のスピーチ練習。これは、喜劇王チャールズ・チャップリンが実際にやっていたトレーニングだそうです。彼は実はとてもシャイだったので、人前で話ができるようにと友人たちとよくこのトレーニングをやっていたとか。
やり方は、次のようにします。まず、メモ紙に単語を書いて折りたたんだものを何枚か用意します。話し手はその中の一枚を手にとってぱっと開き、すぐに書かれている単語をテーマに1分間話すのです。「えー!」と悲鳴をあげていた人も、繰り返しているうちにスムーズに話せるようになっていきます。

435最後に仕上げの発表です。
チャップリン方式を全員の前でやります。
すると、あらら、ふしぎ!
全員が表情も豊かに、リラックスして話すようになっていました。

 

いつも思うのですが、最後の発表の時には、みなさん聞き手としても非常にすばらしい。真剣に身を乗り出して聞いています。表情も豊かで、話によく反応します。
話し手が気持ちよく話せるのも、そういう聞き方をしてもらっているからでしょう。
話す練習をすれば、聞く練習にもなる。私自身、本当に勉強になります。