岡山の社会保険労務士です。ストレスチェック実施の外注、就業規則等社内規程の作成業務委託、労務管理、社会保険の手続、給与計算の外部委託、記帳代行、経理のアウトソーシング事業者、新入社員研修、ビジネスマナー・コミュニケーション・メンタルヘルスなどの研修・セミナー・講演を実施しています。

1171今月の公開セミナーは「傾聴力講座」を開催しました。
ここ何年か、傾聴セミナーは午後から半日コースで行っていました。聴くトレーニングをするには話さなければなりません。聴く、話すをくり返すのは、けっこう体力と気力が要るものなのです。
しかし、やはりたっぷり時間をかけて傾聴を学んでいただきたい。そう思って、今回は1日コースにしました。

1172時間を増やした分は、ロールプレイだけでなく、グループディスカッションやエゴグラムを使った自己分析に使いました。
“聴く”はコミュニケーションの一つです。コミュニケーションには人それぞれの癖があります。この癖が傾聴を妨げるのです。
自分自身を理解して癖を知り、相手に価値観を押しつけず尊重しながら聴くことが求められます。

1174このセミナーでは、講義だけではなかなか実感できない傾聴を、ロールプレイをくり返すことで体験的に学んでもらいました。まずはペアになり、傾聴のポイントを押さえながら1ステップずつ実践していきます。
大事なのは、フィードバック(振り返り)の時に自分の気持ちを確認することです。話している時に聴き手のどんな反応が気になるのか、聴いている時にどんな感情が出てくるのか。

1173最後のロールプレイは3人組で行いました。
話し手、聴き手と観察者です。観察者は少し離れた位置で『聴く』という行為を客観的に観察する役割です。
聴き手が学んだことを実践できているか、話し手の反応はどうか、などといったことを観察し、フィードバックの時に聴き手に伝えるのです。聴き手にとっては有益なアドバイスですし、観察者をすることで自ら気づくこともたくさんあります。

短い時間でしたが、何を話しても否定されない、何を聴いても否定しない濃密なコミュニケーションをとる中で、参加者全員が暖かな人間関係を築いていく様子は見ていて気持ちがいいものでした。
セミナーの最後でお一人お一人に感想を述べてもらいました。
みなさん、確実に気づきがあり、生き生きと前向きになっていて、私も本当に嬉しく思いました。
気づきは外からは来ません。自分自身で感じとらない限り、真の気づきにはならないのです。
受講者のみなさんの気づきをサポートするのが私の仕事であると、改めて実感しました。

そして、研修を通じて、丁寧に人と接すること、常に+ストロークを出し続けることこそが重要なのだと肝に銘じて、これからも仕事に取り組んでいきたいと思います。