岡山の社会保険労務士です。ストレスチェック実施の外注、就業規則等社内規程の作成業務委託、労務管理、社会保険の手続、給与計算の外部委託、記帳代行、経理のアウトソーシング事業者、新入社員研修、ビジネスマナー・コミュニケーション・メンタルヘルスなどの研修・セミナー・講演を実施しています。

652尾道駅前から見た北側の風景です。
ほんとうに坂道の町ですねえ。
山の上まで、びっしりと建物があります。
んん?あの山頂にそびえている建物はなに?
お城のように見えますが…。すぐ隣にホテルが建っています。
後で行ってみようっと。

本通り商店街の天井にかかげられた『千光寺公園入口』という看板を頼りに、陸橋を渡りいよいよ坂道に挑戦です。
さきほど駅前で気になった“お城”に向かって上っていきます。

663登り口にある土堂小学校のフェンスにかけられていた看板。
卒業記念制作のようです。
さすが尾道!
妙なところで感心しました。

 

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上を見ても坂、下を見ても坂。

上っているのは大林監督の作品『尾道三部作』に出てくるような、細かい階段ではなくて、幅が広くて傾斜のゆるい階段です。
一段上がったら少し歩いて次を上る、という感じ。
しかし、きつい。

664おおっ!見えてきました。
下から見て気になっていたお城です。
うーん、あまり古いものではなさそうです。
とにかく、近くまで行ってみることにしました。

 

665なんと、お城の横にこんなアーチが。
「全国城の博物館 尾道城」と書いてあります。
それにしても…、草はぼうぼう、お城はぼろぼろ。
しかも、人影がまったくない。
なんだか廃墟みたいで怖い。(笑)
 
※帰宅してから調べてみると、ここは昭和39年に商工会によって建てられた博物館兼展望台だったことがわかりました。現在は閉館され、まさに廃墟だったのでした。

666高台から眺めた尾道の町と海です。
海をへだてた向島の造船所から、カーンカーンと音が聞こえてきます。
林芙美子や志賀直哉が眺めた風景が、変わらずここにあるんですね。

 

 

667しまなみ海道の入口、尾道大橋です。
しまなみ海道が開通したばかりのころ、友人といっしょにドライブしたことを思い出しました。
ここから渡ったんだなー。

 

668千光寺公園のメイン、中国観音霊場十番札所千光寺です。
本堂脇に陣取ったエネルギッシュなおばちゃんのセールストークに感動して、『六瓢(無病)息災』お守りを買ってしまった!(笑)
チベット問題の平和的解決を願う署名もしました。

 

 

次に、文学のこみちから志賀直哉旧宅を目指して坂道をくだりました。
志賀直哉は大正元年の秋から一年足らずの間、尾道に住んでおり、その住居が今も残っています。

実は、我が家の次男は志賀直哉から名前をもらって命名しました。
私も夫も特に志賀直哉が好きというわけではなかったのですが(笑)、うちにある文学全集(森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、志賀直哉)を見ていたら、にわかにインスピレーションがひらめきまして。
土門拳の撮った志賀直哉のポートレートが、端正な男前だったこともいささか影響しています。

669志賀直哉旧宅です。
三軒長屋の一番奥が彼の部屋でした。写真の右奥です。
現在は、一番手前の部屋は休憩室として改装されており、真ん中の部屋と奥が残されています。
志賀は、手前の部屋に住んでいたおばあさんに身の回りの世話をしてもらっていたそうです。

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672部屋の前から海をのぞむ。
志賀直哉は、「部屋で寝ころんでいると、海が見える」というようなことを書いています。
現在では、木々が繁ったためか見える範囲が狭くなっているようですが、ここにのんびりと寝そべって小説の構想を練ったのでしょうか。

 

尾道にはまだまだお寺がいっぱいあります。
次回訪れる時は、そのお寺を中心に回ってみたいと思っています。