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岡山県警察学校の入校式に参列する機会がありました。
心に残る経験でしたので、このコラムでご紹介しようと思います。

時々、「警察学校を卒業したら警察官になれるの?」と言う人がいますが、『警察学校』はいわゆる教育法で定められた学校とは違います。
生徒はすでに採用試験に合格し、巡査の任命を受けた公務員。お給料も出ます。
『警察学校』は警察官の養成機関なのです。

春と秋の2回入校式がありますが、春の方が人数が多いようです。
今春は高卒・大卒合わせて132人が入校しました。そのうち女性は13名。1割ですね。
年齢も18歳から31歳までと幅が広く、高校を出たばかりの人からすでに結婚して子どもがいる人まで様々です。

式場では、まず、着席してぴくりとも動かない姿にびっくりしました。近頃の若者は姿勢が悪く、きちんと座ることが難しいという印象をもっていましたので。
「気をつけ!」という号令がかかると瞬時に立ち上がり、ぴしっ!
腰を折ってスピーディに礼をすると「休め!」の号令とともに、また瞬時に座るとぴしっ!
まったく姿勢が崩れません。
4月1日に入寮し、入校式が6日ですから、5日間でここまでできるわけです。
うーん、やればできるんだ、今日びの若者。(笑)

いつもマナー研修でお辞儀の指導をする時に、この“姿勢を保つ”ということができない人をたくさん見ているので、なおさら感無量。
さぞ厳しい指導を受けたんでしょうね。

国歌斉唱はお腹の底から大声を出して歌っていました。これもあまり聞いたことがない。
最近の卒入学式では、流行の歌をてんでに歌う、という感じですから。
列席されているおばあちゃまが「涙が出る」とおっしゃっていました。

移動は常に駆け足。教官や外来者に対しては、必ず足を止めて礼をしていました。
どうすればここまで指導できるのかしらと、考え込んでしまいました。
警察学校での生活は厳しく管理統制され、毎年必ずといっていいほど脱落者が出るそうです。
それでもほとんどの人が耐えて卒業するのですから、やはり本人の自覚でしょうね。

巷では警察官による不祥事も発生し、その度に大きく報道されます。
決してあってはならないことですが、警察官全体から見れば少数であることも確かです。
どうか、この入校式での決意を生涯忘れずに、社会のため人々のために奉仕する警察官であり続けてもらいたいと強く願います。

明日の日本は君たちが守るのだから。