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下平先生のご希望で、岡山県新見市にある鍾乳洞『満奇洞(まきどう)』と『井倉洞』へ行ってきました。
先生は洞窟がお好きで、以前から特に満奇洞へ行ってみたかったとか。
そこでNさんが車を出してくれることになり、急遽結成した『なんちゃってケービング部』の熟女3人は一路県北へと向かったのでした。

満奇洞は新見市にあります。
お盆明けなのにか、お盆明けだからか、びっくりするほど道がすいていて、予定よりかなり早く現着。
岡山市街地から高速を使って約1時間でした。
岡山では台風10号以来ずっとお天気がはっきりせず、この時も前の日から県北には大雨警報が出ていましたが、幸いなことに入場禁止にはなっていませんでした。
民家の間の細い道をくねくねと入ったところに駐車場があり、洞窟の入口へはそこから少し山を登らなければなりません。
 

満奇洞入口入口は中から白い水蒸気のようなものが漂い出ていました。冷気です。「いざ洞窟へ!」と武者震い。
ところが、一足先に入ったNさんが「中は上から水が落ちてくるよ」と言います。ここは用意のマル秘アイテム(コンビニで買った合羽)を発動せねば。
事前にネットで満奇洞のことを調べたら「雨の日は上から水が降ってくる」という人がいたので、用意しておいたのです。
気温の低い洞窟内では防寒着としても役に立ち、井倉洞でも大活躍することになりました。
 

満奇洞1おおっ!
これが噂のLED照明によるライトアップか。
写真で見るとかなり色が強く、あざといというか派手ですが、肉眼で見るともう少しソフトで、『幽玄郷』といったイメージです。

満奇洞は全長450m。
天井が低く、高低差はほとんどない、井倉洞と比べると小規模な鍾乳洞です。
 
 

満奇洞2しかし、その見事な天然の造形は、歌人与謝野晶子が

  満奇の洞 千畳敷の 蝋の火の
     あかりに見たる 顔を忘れじ

と詠んだことから『満奇洞』と名付けられたほど。
まさに“奇に満ちた洞窟”です。
 
 
 
 
 
満奇洞3美しい。
照明の効果もばっちり!です。

「ナイアガラの滝」だの「鬼の手水鉢」だの「ケルンの寺院」だの、ユニークなネーミングの鍾乳石がたくさんありました。
「?」と思うのもありましたが、そこはご愛敬。

ある時は人に見立て、ある時は物に見立て、人間の想像力は素晴らしいですね。
 
 
満奇洞4満奇洞は江戸時代末期、狸猟をしていた猟師が偶然に見つけました。岡山で最も早くその存在が認知された鍾乳洞といわれています。しかし、アクセスの悪さから井倉洞ほど有名ではありませんでした。(井倉洞はJR井倉駅から徒歩圏内ですが、満奇洞は今でもバスは日に数便)
メジャーになったのは「八つ墓村」の映画でロケ地として使われてからのことでしょう。1977年に松竹で製作された、渥美清が金田一を演じた作品です。
「たたりじゃ~!」というセリフで宣伝されたアレ。
 

満奇洞5ロケ地となった洞窟は他にもありましたが、作中に出てくる出来事のモデルとなった実際の事件が岡山県で起きたこともあり、満奇洞の名前が売れたのではないかと思います。
それまでは「洞窟といえば井倉洞」だったのが「洞窟は満奇洞・井倉洞」と言われるようになったのですから。ただ、観光化されている井倉洞周辺に比べて、満奇洞は今でも集落の暮らしの中に在ります。

←露天風呂ではありません。左側にあるのは通路。

 
 
およそ30分の幽玄世界を満喫し、現世に戻ってきました。
さあ、お次は井倉洞だ!

続きは「鍾乳洞を巡る/その②井倉洞」をご覧ください。